中2になると好きな子がクラスにいた。だがその頃も私は超奥手だったので何もアプローチもしなかった。
ある日、後ろの席の子が好きな子の友達だったんだが、好きな子が私の真後ろでその子に向かって話していた。
その時その子のお尻が思いっきりイスに座っている私の背中にくっついていた。私は超強力磁石のように離れることはできなかった。離れる気なんてさらさらなかったが。
普通に考えたら絶対に気が付くはず。きっと気があるんじゃないかなんて思ったが><やはりその時も何もできなかった。
帰りが遅くなり教室に2人きりになって先にその子が帰った。さようならさえ言えなかった。
そこの子家を住所録を見て探した事もあった。『あーここがあの子の住まいかー』で終わった。
成績の方なんだが1年の時はひどく実力テストの時はいつも200人中190番くらいだった。
そこで私は考えた。このままじゃ俺ヤバいんじゃないの?そこで勉強をすることにした。家でいっさいしなかった勉強をいちおう全教科ちょっとづつだがほぼ毎日やるようになり。
ちょっとづつではあるが成績は上がって行った。しかしどうしても3年生の終わりまで苦手の国語、数学、社会は平均を上回る事は無かった。
一番好きだった理科は3年の頃には90点くらい、2番目に好きな英語は70点くらいとれるようになっていた。
理由は忘れたが1年くらい無視していた1年生の時に友達になったある男子と2年生の終わりに仲直りした。突然100円を渡してきた。私は全く覚えていないのだが貸していたらしい。
バレンタインチョコももらうことなく大したことのない2年生時代は終わった。