水道検針で知り合ってしまったクソ女、そしてクビに　ぽんたか仕事記、第４話

最悪な出会い

水道検針会社であるおばさんと知り合った、私は２６くらい、おばさんは３５くらいだったか。ある日会社の飲み会があった。無料なので毎回食費を浮かせるのに会社の飲み会に行っていた。

ある日の飲み会後からかそのおばさんが急接近してきた。優しいから好きと言っていたが、どこで優しくしたのか心当たりは無いのだが、それからしょっちゅう私のボロアパートにお弁当を持ってくるようになった。自転車で３０分はかかりそうな距離をほぼ毎日、

ある日私の部屋に入ることになった。その日だかいつだか覚えてないが、私はしたことがないし自分からは行けなかったのだが向こうから来た。そのままやってしまった。旦那子供付きであるが私はそういう事はあまり気にしてなかった。それから来るたびにやっていた。しばらくして何ヶ月かして私に気がなくなったようだった。私はやりたいのもあって来るように言ったが来なくなってしまった。

ある日『お金貸してくれ』と言われた。ほとんど娯楽にも使わないでせっせと貯めた１００万くらい。私にとっての100万は一般人の500万に相当するか。それをそれほど気にせずに全部貸してしまった。借用書も無しに。返してくれるのが当たり前だと思っていた。甘かった。最初のうちは月に３万くらい返してきていたが。残り６０万くらいで全く返さなくなった。

頭にきてその女の家の扉に金返せとでっかい張り紙を何度もしてやったが、そのうちそのクソ女は旦那と別れたようでいなくなってしまった。絶対に許さない。私が末期ガンになったら、もしくは死ななくちゃならない状況になったら絶対に。。。と今でも思っている。借りた金を返さない奴、世の中にたくさんいるがどれほど相手に精神的苦痛を与えてるのか分かってるのか。

韓国人に１３０万円騙し取られたこともある。欲を出した私も馬鹿だが。あいつも絶対に。。と心の中で思っているが、これ以上は書けない。

結局治らない足

水道検針する時、超調子悪い時は周りキョロキョロしてからハイハイで階段登る事もあった。なのでちょっとした距離でもスクーターで移動していた。そんな感じで（あんまり歩かないで済む、出来れば座れる）他の仕事探すのも簡単じゃないのでずっと続けていた。ホントは若いうちに事務職に就けるように何かしてれば良かったと後悔している。

労災もない会社（宅配）

ある日、検針中にひどい捻挫をした。なんとか仕事を終わらせたが、恐らくもう少しで靭帯が切れてたであろう位に。本当なら労災で治療費が出ただろうに。そのデタラメな検針会社（株宅配）その時知らなかったオレもバカだった。おまけに都民共済でお金が出るのも知らなかった＞＜『くそー』。何のため入ってたんだよ。仕事を１ヶ月も休んだ。

更にはメーターの上にすごいトゲのサボテン乗せてるバカがいてそのトゲが思いっきり小指に２本刺さってたという事もある。１本は５ミリ位その場で抜いて、もう一本は根元で折れて取れないから宅配に戻って病院行くって言ったら、『指を見て刺さって無いよ』って断言してた。それで病院で診てもらって切開したらさっきのより長い７ミリ位のが刺さってた。それで労災でやってもらって会社戻ったら保険でやれだって。ホントでデタラメな会社だった。　株式会社宅配は社会保険どころか雇用保険、労災すらない恐ろしい会社です。ご注意ください。

ついにクビになる時が来た。

ある日検針をしていると、どうやら隣の家とメーター情報が隣の家と交差しているらしい家があった。本当はピンポン押して確認しなくちゃいけないんだが、分かっていたんだが、ほんの５ｍ歩くだけでもきつい私にはその５ｍを戻る気力がなかった。

何日か後で上司にそのことを言われ、なんと次の日から来なくていいだって。まさかの一発クビ。

そこから途方にくれることになる。雇用保険ももちろん無いようなデタラメな会社だったから失業保険もない。歩かないで済む仕事。どうしよう。

２，３ヶ月は貯金でなんとかなる。しかし脚の悪い私の場合選択肢が狭いので困る。

結局、電気のコジマのレジで働くことになる。ホントは売り子になりたかったんだが、つまらなそうなレジになった。

１年２ヶ月後、雇用保険をもらい更にヘルパー２級の学校に行き、グループホームで務めるようになった。